パリパリベース+塗料の組み合わせでオシャレな扉にした作品公開

皆様、はじめましてARと申します。
この記事では、私が購入した空家の再生方法である扉を簡単に芸術作品のように仕上げる事が出来る方法について解説していきます。

皆様、古い家において、扉が、ボロボロで傷んでいる事が、あると思います。

その際に、新しい扉に替えるのではなく、既存の扉をリメイクして、芸術作品のように仕上げられたら素敵だと思いませんか?

今回は、パリパリベースという、ニッペさんのオリジナル商品により、扉を美しく芸術的に仕上げる事が出来たのでご紹介させて頂こうかと思いました。

Before

After

パリパリベース+塗料の組み合わせでオシャレな扉にする方法公開

この工事を行ったきっかけからお話しさせて頂きます。

戸建No.4の家の中の扉はどれも、古く、ボロボロでした。

そこで、考えました。

この扉達を、芸術作品のように素敵に仕上げられたらどんなに美しくなるだろうかと。

私はいつも、壁紙はアクセントクロスは使わずにシンプルに仕上げます。

しかし、扉だけは、オシャレに、ダイナミックに仕上げます。

なぜならば、扉とは、新たな世界への入り口なのです。
不思議な扉を開けたら、そこには新しい世界が広がっているのです。

そんな、素敵な扉に仕上げたく、美しく塗装する方法を皆様に公開致します。

パリパリベース+塗料の組み合わせでオシャレな扉にする作業手順の解説

ここからは、実際に、扉の塗装全作業手順を解説していきたいと思います。

Operation manual<作業手順書>

Material tool_<使用材料・工具紹介>

まずは、施工に使う材料、工具の紹介です。
今回、ニッペさんで作っている特殊な塗装の下地材である、パリパリベースを使用します。
こちら、なんとも不思議な下地材なのです。
なぜならば、上から塗る塗料が、割れるのです。
今回は、このパリパリベースと私の好きなライトベージュの水性塗料の塗装を組み合わせてみました。

結果は、パリパリベースで、ライトベージュの水性塗料が割れ、何とも言えない芸術的な仕上がりとなりました。

ご参考ください。

使用材料

・パリパリベース
・ライトベージュ水性塗料
・マスキングテープ
・ハケ
・ペイント薄め液

使用工具

・電動サンダー
・ウエス

Work order_<作業順序>

作業を行う順番を上から並べました、この順番で作業を計画しましょう。

  1. 扉へのヤスリがけ
  2. 扉をペイント薄め液で拭く
  3. 扉の窓枠をマスキングテープで養生をする
  4. パリパリベースを塗る
  5. ライトベージュ水性塗料を塗る

Work process1_<扉へのヤスリがけ>

こちら、まずは、扉へのヤスリがけを行います。
ヤスリといっても、手で行うわけではありません。
電動サンダーで、一気にヤスリ掛けを行います。

ここで、私の愛用のブラックアンドデッカーマルチツールを活用します。

こちら、なんと、電動サンダーにもなります。
こちらで、扉全体にヤスリをかけていき、塗料がのりやすいように下地を作ります。

どんな時でも塗料を塗る前の下地には、電動サンダーを掛けますので、覚えておいてください。

Work process2_<扉をペイント薄め液で拭く>

続いての作業は、扉の細かい汚れや油分をペイント薄め液にて、溶かしながら、拭き取っていきます。

ペイント薄め液は、ここでも活躍出来ます。

塗料を塗る前に、下地が汚れていたりした場合には、このペイント薄め液で拭く作業は必須なので、覚えておいて欲しいです。

全体を満遍なく、拭き取ります。

Work process3_<扉の窓枠をマスキングテープで養生をする>

続いての作業は、扉の窓枠をマスキングテープにて、養生をします。
これは、続いての塗料の下地材を塗る前の準備です。

塗料が付きたくない場所は、必ず養生をして、塗料が付着するのを防ぎましょう。

今回の場合は、その場所が、扉の窓枠と取手でした。

Work process4_<パリパリベースを塗る>

扉に、塗料の下地材を塗る準備が整ったら、いよいよ、パリパリベースを塗ります。

こちら、パリパリベースを容器に取り、ハケで塗っていきます。

こちら、普通の塗料のように、薄めてはいけません。
そのまま塗ります。

 

Work process5_<ライトベージュ水性塗料を塗る>

パリパリベースを塗り、所定時間乾かしたら、今度は、上からライトベージュ水性塗料を塗っていきます。

こちら、今回は、私の愛用である、洗面室、キッチンでも、使用した水性でありながら、水に強い塗料を塗っていきます。

 

を使用しました。

この塗料は、シーラーも不要であり、二度塗りで、かなり水に強い強力な膜を作る事が出来る非常に優れた塗料です。

このライトベージュ水性塗料が、パリパリベースに良くマッチし、奥行きのある、なんとも芸術的な扉に仕上げる事が出来ました。

Work process6_<扉の枠にはめて完成>

最後に塗装した扉を、元の位置の扉の枠にはめて完成です。

完成写真はこちら

 

まとめ

皆様、いかがでしたでしょうか?
この工法は扉が普通に塗装した扉ではなく、一味違った全くオリジナリティ溢れる世に出回っていない、唯一の扉を作る事が出来る施工方法です。

皆さんも是非ともご自分の家の扉にやられてみては、いかがでしょうか?

パリパリで、本当に、生きているような、そんな扉に仕上げる事が出来ました。

あなたの手で扉に新しい命を吹き込む事が出来ます。

ご参考まで

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はじめまして、ブログ管理人のARです。 なぜ、ARと名乗っているのかというと、私の一番好きな英語のことわざで 「All Roads lead to Rome」 のAとRをとって、ARとしています。 経歴_現場監督10年以上、約20棟以上の建物の施工に携わる。その経験を活かし、空家再生事業をスタート。DIYで家を再生させ、必要な人に貸す事により、空家問題解決に準力を注ぐ。その際に研究したDIYの技術をいろんな人に役立てて欲しいとの思いから、ここに公開を決意。また、日本で1番大きな大家の会である、大日本図面舞踏会の管理人を務めている。CADによる図面作成が得意なため、DIYをする人のために、図面作成も行なっている。 また、DIYの技術を広く広めたい、DIYの楽しさを多くの人に知ってもらいたいとの思いから、DIYの指導を行なっている。人それぞれの良いところがあるように、家にもそれぞれ良いところがある。その良さを引き出してあげるのが、DIYの本当の面白さであり、醍醐味です。〜DIY is Everything in My LIFE〜

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