皆様、はじめましてARと申します。
この記事では、私が購入した空家の再生方法である床の簡単でオシャレな増し貼りの方法について解説していきます。
皆様、古い家において、床が凹み、歩いていて違和感が出る場合があると思います。
その際に、全ての床を直すのではなく、その凹んでしまう床の一部だけをオシャレな床として、増し貼りする手順を公開します。
- 1 フローリングの凹みを増し張りで美しく修繕する方法公開
- 2 凹んだ床をお洒落な床に増し貼りする作業手順の解説
- 2.1 operation manual<作業手順書>
- 2.1.1 Material tool_<使用材料・工具紹介>
- 2.1.2 Work order_<作業順序>
- 2.1.3 Work process1_<OSB合板へのヤスリがけ>
- 2.1.4 Work process2_ <OSB合板の表面コーティング剥がし>
- 2.1.5 Work process3_ <OSB合板を指定長さにカットするための型取り>
- 2.1.6 Work process4_ <OSB合板を指定長さにカット>
- 2.1.7 Work process5_ <OSB合板の塗装>
- 2.1.8 Work process6_ <エンビ板のカット>
- 2.1.9 Work process7_ <OSB合板とエンビ板を段差見切り材で挟む>
- 2.1 operation manual<作業手順書>
- 3 まとめ
フローリングの凹みを増し張りで美しく修繕する方法公開
この工事を行ったきっかけからお話させて頂きます。
戸建No.4を再生させていた途中で、一部の床が凹んでしまう箇所が2つ出てきました。
1つ目は、廊下の一部だけであり、このために床全体を増し貼りするのは、ちょっと、骨の折れる作業でした。
2つ目は、洗面室の一部であり、既にクッションフロアを貼り終えた後でありました。
どちらも、やり直しは非常に大変であり、何か良き案がないかと考えました。
そこで、凹んでしまう床の部分だけを増し貼りして、工事を最小にする方法を思いつきました。
試したところ、とても、オシャレで、スタイリッシュなカッコ良い床に仕上がりました。
そのため、皆様にこの取付方法を公開することを決めました。
是非ともご参考ください。
凹んだ床をお洒落な床に増し貼りする作業手順の解説
ここからは、実際に、一部の増し貼りを行った全作業手順を解説していきたいと思います。
operation manual<作業手順書>
Material tool_<使用材料・工具紹介>
まずは、施工に使う材料、工具の紹介です。
今回、普通の合板を使おうと思ったのですが、ホームセンターに見に行ったところ、OSB合板を見つけました。
なんという、歪なオシャレ感、これは、これは、ひょっとしたら、僕の得意なメタリック塗装にしたら、メチャカッコ良くなるのではと思い、今回使用を決めました。
結果は想像以上の出来となりました。
ご参考ください。
使用材料
・油性スプレー式塗料_色:シルバー
・ミッチャクロン マルチ
・ハケ
・ペイント薄め液
・OSB合板<1820×910×9.0mm>
・段差見切り材
・アクリサンデー エンビ板 GE301透明<1820×910×1.0mm>
→¥1780
使用工具
・サンダー
・ウエス
・布切りハサミ
・丸鋸
・丸鋸台
Work order_<作業順序>
作業を行う順番を上から並べました、この順番で作業を計画しましょう。
- OSB合板へのヤスリがけ
- OSB合板の表面コーティング剥がし
- OSB合板を指定長さにカットするための型取り
- OSB合板を指定長さにカット
- OSB合板の塗装
- エンビ板のカット
- OSB合板とエンビ板を段差見切り材で挟む
Work process1_<OSB合板へのヤスリがけ>
まずは、OSB合板への塗装がうまくのるように、表面のコーティングを削り、少し、表面にキズを付けるために、OSB合板にヤスリがけを行います。
これは、僕の愛用のブラックアンドデッカーのサンダーバージョンで挑みます。
サンダーを使用
ネットで、紙ヤスリの80番〜240番までがこのサンダー用にセットになった商品がありましたので、こちらの240番を使用、一気にヤスリガケを行いました。
こちら、注意する点は、きちんと、表面に薄いキズが付いたのか、確認してください。
Work process2_ <OSB合板の表面コーティング剥がし>
続いて、OSB合板の表面コーティングをペイント薄め液で剥がしていきます。
ペイント薄め液は、塗装だけでなく、こういった、既にコーティングしている製品のコーティングを剥がす事が出来ます。
本当に役に立つ製品です。
ペイント薄め液の使用
ペイント薄め液で拭く時は必ず、ゴム手袋を着用してください。
こちら、手についたら、大変です。
ペイント薄め液で拭いた後は、OSB合板の表面を触ってみて、ただの木材のような感じになったら、コーティングが剥がれているので問題ないです。
Work process3_ <OSB合板を指定長さにカットするための型取り>
こちら、OSB合板をカットする前に、どの大きさにカットしたら良いのか、型取りを行います。
型取りをするために、私は余った壁紙を使用して、型を取ります。
型を取っておくと、ピッタリの大きさにカット出来るので、是非とも、皆さんも型取りをしてくださいね。
Work process4_ <OSB合板を指定長さにカット>
こちら、OSB合板をいよいよ、指定長さにカットします。
指定長さにカットするためには、まずは、型を取った型紙を合板の上にセットし、えんぴつで切る場所に印を付けます。
これで、印を付けた場所をカットしていけば良いわけです。
丸鋸でカット
続いて、専用の台に乗せて、丸鋸で合板をカットしていきます。
この時に、少し、型をとった印よりも、内側をカットするのがコツです。
でないと、合わない時があります。
Work process5_ <OSB合板の塗装>
カットが終わったら、OSB合板の塗装を掛けます。
私は、OSB合板をメタリック仕上げにしたかったため、シルバーのスプレーを使用しました。
こちら、スプレーの前にシーラーとして、ミッチャクロンマルチを使用しましょう。
接着力が全く違います。
こちら、スプレーを吹きかけてから指定時間が経過し、完全に乾いたと感じたら問題ありません。
Work process6_ <エンビ板のカット>
ここからが、1番のポイントです。
合板といえども、毎日、床にて、踏んでしまったら、必ず汚れてしまいます。
そこで、この合板の上にアクリルのエンビ板
を載せるのです。
すると、塗装が剥げる事が無くなり、エンビ板が汚れてしまっても、また、上から新しいエンビ板を置き直せば、何度でも使えるようになります。
さらに、美術館の床のようになりますので、本当に、この工法はおすすめです。
Work process7_ <OSB合板とエンビ板を段差見切り材で挟む>
続いて、OSB合板とエンビ板がズレないように、接着剤ではなく、見切り材で挟むようにします。
すると、段差も解消され、さらに、エンビ板も交換可能となるので、本当にオススメの工法です。
まとめ
皆様、いかがでしたでしょうか?
この工法は床が軋み、気になる時に、床の全てをまし貼りせずとも、一部だけのまし貼りで済む画期的な方法となります。
是非とも、お試しください。
留意事項
こちらの記事は、あくまでも作者の主観であり、間違い等、あるかもしれません。
ご了承ください。
また、その際には、ご指摘頂けますと幸いです。
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