皆様、ご家庭のホーム分電盤ですが、どのように手入れされていますでしょうか?
また、DIYされる方達は、ホーム分電盤はご自分では、ほとんどノータッチで、交換される、または、そのままの方が多いのではないでしょうか?
この記事では、ホーム分電盤を塗装により、美しく仕上げる方法をご案内致します。
ただし、これは、電気工事士の資格を持った方だけの活用としてください。
電気は非常に危険なため、予備知識もなく、触れる事はないようにお願い致します。
- 1 ホーム分電盤を美しく見栄え良くする方法公開
- 2 ホーム分電盤を美しく見栄え良くする作業手順の解説
- 3 まとめ
ホーム分電盤を美しく見栄え良くする方法公開
この方法を思い付いたきっかけからお話させて頂きます。
戸建No.4を再生させていた途中で、キッチンに設置されており、油まみれの分電盤があり、油をとっても、あまり、綺麗にならず、思い切って塗装してみたのがきっかけでした。
そのおかげで、キッチン全体の見栄えが格段に良くなり、美しさを実現する事が出来ました。
そこで、皆様にこの方法を公開することを決めました。
是非ともご参考ください。
Before
ホーム分電盤を美しく見栄え良くする作業手順の解説
ここからは、実際に、1番最初の分電盤が油まみれの状態から綺麗に仕上がるまでの全作業手順を解説していきたいと思います。
Operation manual<作業手順書>
Material tool_<使用材料・工具紹介>
まずは、施工に使う材料、工具の紹介です。
使うものは、いろんな材料や工具を駆使して綺麗にします。
やはり、工具は非常に大切です。
ご参考ください。
使用材料
・油性スプレー式塗料_色:シルバー
・ミッチャクロン マルチ
・ハケ
・ウルトラハードクリーナー 油汚れ用
使用工具
・ソニックスライダー
・脚立
・ウエス
・ティッシュペーパー
Work order_<作業順序>
作業を行う順番を上から並べました、この順番で作業を計画しましょう。
- 足場の準備
- 分電盤蓋の取り外し
- 分電盤蓋の油落とし
- 分電盤蓋の研磨とブラシ
- 分電盤蓋へ塗装用下地処理
- 分電盤蓋へスプレー塗装
Work process1_<足場の準備>
まずは、足場を用意します。
分電盤は、まず、間違いなく、高い場所に着いております。
理由としては、家の住民が、簡単に触れられないためです。
そこで、分電盤へのアクセスのために、足場が必要になります。
脚立を使用
私は、普段は脚立を利用しています。
理由としては、小さく、スペースを取らないため、分電盤の設置場所へアクセスしやすい足場のためです。
Work process2_<分電盤蓋の取り外し>
足場を利用して分電盤の蓋を取り外します。
取り外し方は、左右に、押したら、蓋が外れるスイッチがあり、取り外します。
ネジでとめている場合もありますので、その際はネジを取り外します。
作業手袋とブレーカーのオフ
この時に、万が一、分電盤の金属部分に触れてしまうと、感電の危険があり、大変危険なため、必ず、ブレーカーをOFFにして、作業用の手袋をはめて、施工を行ってください。
Work process3_<分電盤の油・汚れ落とし>
分電盤と蓋の汚れを取ります。
ここでは、例として、戸建No.4の油まみれだった蓋の汚れを取り除く作業を紹介します。
ウルトラハードクリーナー 油汚れ用
こちらのクリーナーは、正に最強というべき、油汚れがみるみる落ちる業務用クリーナーです。
こちらを、使用すると、みるみる油汚れが流れていきます。
このクリーナーは築古戸建投資の油汚れ落としの正に救世主と呼べる、そんなクリーナーです。
Work process4_<分電盤蓋の研磨とブラシ>
分電盤の汚れが取れた後には、塗料が浸透するように、研磨とブラシ掛けを行います。
ソニックスライダーの使用
細かい物を磨くには、このソニックスライダーが本領を発揮します。
細かい場所にもブラシが届き、とても綺麗になります。
また、こちら、研磨も出来るため、一本持っておくと、万能の力を発揮します。
Work process5_<分電盤蓋へ塗装用下地処理>
汚れ取り、研磨、ブラシまで完了したら、いよいよ、塗装用下地処理です。
ミッチャクロン マルチの使用
塗装下地処理には、万能の力を発揮するミッチャクロン マルチを、今回は使用しました。
ミッチャクロンマルチを塗り、1時間程たった後、薄っすらと、接着の強化された膜が出来ました。
この時に、何か接着面にくっつくと取れなくなるため、空気以外は触れないように十分ご注意ください。
Work process6_<分電盤蓋へスプレー塗装>
塗装用下地処理が終わったら、いよいよ、シルバーのスプレー塗装を行います。
下に、不要な段ボール等を敷き、勢い良く、スプレーを吹き付けましょう。
その後はそのまま触れずに、乾くのを待ちましょう。
スプレーにより、乾燥時間は違いますので、説明書を良く読みましょう。
乾く前に触ってしまうと、指紋が付いてしまいますよ。
After
まとめ
皆様、いかがでしたでしょうか?
思った以上に塗装の上塗りまでの下準備が長いと感じた方もおられるかもしれませんが、下準備を丁寧に行ってこそ、上塗り塗装が活きてきますので、全工程を抜かさずに、丁寧に行う事をおすすめ致します。
留意事項
こちらの記事は、あくまでも作者の主観であり、間違い等、あるかもしれません。
ご了承ください。
また、その際には、ご指摘頂けますと幸いです。
記事内容について
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この記事があなたのDIYの知識向上に少しでも貢献出来ましたら幸いです。
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