和室天井リフォーム前の下地作りのために溝を素早く埋める画期的な方法公開

今回の記事では、和室の天井をリフォームするにあたり、1番の問題である、溝を素早く埋める画期的な方法を公開します。

普通は、パテ埋めをするのですが、いかんせん、時間もかかるし、パテは落ちるし、何回もパテを取りに足場上を、上、下と登り下りしなければならず、非常に骨の折れる作業となります。

そこで、私が考えたのが、溝をパテではなく、違うもので埋めてしまう方法です。

皆様のリフォームのスピードアップに貢献出来ましたら幸いです。

結論としては、下記の2パターンの方法があります。

  1. 溝に角材を埋め込む
  2. 発泡スチロールを埋め込む

以上となります。

それぞれの施工手順の説明をこの記事ではご説明させていただきます。




和室天井リフォーム前の下地作りのために溝を素早く埋めることのメリット

私が和室の天井を素早く施工したいと思った時に、1番良いと思った施工が塗装でした。

なぜならば、和室の天井には、木同士の溝があり、その溝を埋めなければ、クロスも貼る事が出来ず、漆喰を塗った事はあるのですが、溝に漆喰が取られ過ぎて、全然先に進まない現実があったのです。

実際に、DIYにおいては、仕上がりもさることながら、出来上がりのスピードが1番大切となります。

遅すぎる施工は、時間ばかりかかって、結局は工期が延びるだけであり、お客様への納期も延びてしまうし、良い事は全くありません。

そこで、私が考えた、この、2つの方法は、和室天井のDIYを行うための下地作りには、まさに画期的と言える方法でした。

和室天井リフォーム前の下地作り_溝に角材を埋め込む

ここからは、和室の天井リフォーム前の下地作りのための、1つである、溝に角材を埋め込む施工方法について、解説していきたいと思います。

Operation manual<作業手順書>

Material tool_<使用材料・工具紹介>

まずは、施工に使う材料、工具の紹介です。

使うものは、特別なものはなく、DIYをされている方は必ず持っているものばかりとなります。

ご参考ください。

使用材料

・9×9角材

・木工ボンド

・長ビス

使用工具

・電動ノコギリ

・脚立

・立ち馬

・インパクトドライバー

Work order_<作業順序>

作業を行う順番を上から並べました、この順番で作業を計画しましょう。

  1. 足場の準備
  2. 角材の埋め込み
  3. 角材の固定
  4. 2本目の角材の固定

これから、それぞれの作業順序について、詳細に解説していきます。

Work process1_<足場の準備>

まずは、和室の天井にアクセス出来るための足場を用意します。

私は、立ち馬を使用しました。

立ち馬の使用

脚立でも良いと思いますが、溝に沿って移動するため、立ち馬が扱いやすいです。

こちらを、和室の床に置きます。

この時に、畳をそのまま使用する場合は、必ず、カバーを付けてください。

Work process2_<角材の埋め込み>

次に、角材を溝に埋め込んで行きます。

一度、仮に角材をはめてみましょう。

なぜならば、天井の場所によっては、溝の大きさが異なるため、ギリギリ入るか、もしくは、押し込まなくては入らない可能性があるからです。

その場合には、角材を削らなくてはなりません。

木工用ボンドの使用

仮の角材をはめた後に、問題ないのならば、木工用ボンドを直に塗って、はめていきましょう。

Work process3_<角材の固定>

ボンドを塗りはめ込んでいったあとは、片面は和室のはじに押し込み、抑えます。

もう片面は、和室の中心に向かうので、木の重さで落ちてしまう対策をしなければなりません。

角材にビス打ち

そこで、角材をビスで天井に固定します。

インパクトドライバーを用いて、片手で角材を抑え、もう片手で、ビスを角材にとめましょう。

これで、ボンドが乾けば、完全に天井の溝に角材が固定されます。

Work process4_<2本目の角材の固定>

角材の長さ1本では、和室の天井の溝を埋める長さがまず、足りません。

そこで、2本目を入れます。

ただし、2本目を入れる際に、長さを調整しなければなりません。

電動ノコギリで長さ調節

長さ調整するために、電動ノコギリを使います。

実際に、埋め込んだ一本目から残りの溝の長さを測り、合わせて切断します。

この時のアドバイスとしては、一度、全ての溝に1本目の角材を入れてから、2本目の角材の加工を行いましょう。

同じ作業をした方が、作業効率は格段に上がりますし、時間短縮になります。

そして、一本目と同じ手順でボンドを付け、ビスを打ちましょう。

これで、角材を用いたリフォーム前の下地作りは完成です。

和室天井リフォーム前の下地作り_発泡スチロールを埋め込む

ここからは、和室の天井リフォーム前の下地作りのための、2つめである、溝に発泡スチロールを埋め込む施工方法について、解説していきたいと思います。

Operation manual<作業手順書>

Material tool_<使用材料・工具紹介>

まずは、施工に使う材料、工具の紹介です。

使うものは、角材の時と同様に、DIYをされている方は必ず持っているものばかりとなります。

ご参考ください。

使用材料

・発泡スチロール ロール

・両面テープ

使用工具

・脚立

・立ち馬

・ハサミ

Work order_<作業順序>

作業を行う順番を上から並べました、この順番で作業を計画しましょう。

  1. 足場の準備
  2. 発泡スチロールの長さ調整
  3. 発泡スチロールの固定

これから、それぞれの作業順序について、詳細に解説していきます。

Work process1_<足場の準備>

まずは、角材の時と同様に、和室の天井にアクセス出来るための足場を用意します。

私は、立ち馬を使用しました。

立ち馬の使用

立ち馬を和室の床に置きます。

この時に、角材の時と同様に、畳をそのまま使用する場合は、必ず、カバーを付けてください。

Work process2_<発泡スチロールの長さ調整>

次に、発泡スチロールの長さを調整して、適切な長さに切断しましょう。

一度、仮に発泡スチロールを伸ばしてみて、和室の天井の端から端までの適切な長さを測ってみましょう。

 

そして、長さが決まったらハサミで切断します。

ハサミの使用

私は、大型の布切りハサミを愛用しております。こちらならば、ほぼなんでも、すぐに切断出来るからです。

Work process3_<発泡スチロールの固定>

発泡スチロールを溝にはめ込んでいく前に借りに発泡スチロールをはめてみましょう。

これで、発泡スチロールが溝にちょうど合っているのかが、把握出来ます。

両面テープの使用

発泡スチロールの仮はめ込みが終わったら、続いて、はめた発泡スチロールを取り外し、溝に埋まる面に両面テープを貼りましょう。

そして、再度、溝にはめてみましょう。

これで、発泡スチロールの埋め込みは完成です。




まとめ

皆様、和室の天井リフォームの下地作りはご参考になりましたでしょうか?

この方法を用いて、和室の天井の下地作りを、早く、綺麗に行い、続いての上塗り作業に備えましょう。

留意事項

こちらの記事は、あくまでも作者の主観であり、間違い等、あるかもしれません。
ご了承ください。
また、その際には、ご指摘頂けますと幸いです。

記事内容について

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最後までご覧頂きましてありがとうございました。

この記事があなたのDIYの知識向上に少しでも貢献出来ましたら幸いです。

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はじめまして、ブログ管理人のARです。 なぜ、ARと名乗っているのかというと、私の一番好きな英語のことわざで 「All Roads lead to Rome」 のAとRをとって、ARとしています。 経歴_現場監督10年以上、約20棟以上の建物の施工に携わる。その経験を活かし、空家再生事業をスタート。DIYで家を再生させ、必要な人に貸す事により、空家問題解決に準力を注ぐ。その際に研究したDIYの技術をいろんな人に役立てて欲しいとの思いから、ここに公開を決意。また、日本で1番大きな大家の会である、大日本図面舞踏会の管理人を務めている。CADによる図面作成が得意なため、DIYをする人のために、図面作成も行なっている。 また、DIYの技術を広く広めたい、DIYの楽しさを多くの人に知ってもらいたいとの思いから、DIYの指導を行なっている。人それぞれの良いところがあるように、家にもそれぞれ良いところがある。その良さを引き出してあげるのが、DIYの本当の面白さであり、醍醐味です。〜DIY is Everything in My LIFE〜

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