洗面台DIYにて撤去手順を公開

この記事では、洗面台をDIYにて取り外し、撤去する手順を解説しております。

洗面台の取り外しは初めてだと難しいと思えるかもしれません。

そんな皆様のために、ここに手順を載せました。
実際には水を扱う作業のため、失敗すると多変な事になりますが、しっかりとした手順をふめば、誰でも取り外し可能です。

1番初めに最も重要である水道の止め方からきちんと解説し、抜けのないようにしたいと思いますのでご安心ください。

before

after




洗面台DIYにて撤去手順を公開

今回解説するのは、戸建_No.4 に取り付けられていた洗面台です。こちらは、塗装しても、なんだか、綺麗になるイメージがなく、使い勝手もあまり良くないため、思い切って新しい物に一新する事にしました。

洗面化粧台の価格は数万円程度ですので、DIYにて取付すれば、見栄えと使い勝手も上がり、コスパはとても良いです。

洗面台DIYにて撤去手順

ここからは、作業手順を一から全て解説していきます。

Operation manual<作業手順書>

Material tool_<使用材料・工具紹介>

まずは、施工に使う材料、工具の紹介です。
使うものは、モンキーレンチは特別で、水道工事専用の物を使いましょう。
大きすぎると入らないので、ご注意ください。

使用材料

・なし

使用工具

・電動ドライバー
・電動ノコギリ
・モンキーレンチ
・ウエス

Work order_ <作業順序>

作業を行う順番を上から並べました、この順番で作業を計画しましょう。

  1. 水道の給水を止める
  2. ミラーキャビネットの電源を抜く
  3. ミラーキャビネットを壁から取り外す
  4. 給水管と洗面台との接続を外す
  5. 洗面台を壁に固定しているネジを取り外す
  6. 洗面台の背面の板を壊す
  7. 排水口から洗面台の排水管を取り外す
  8. 洗面台を動かして取り外す

Work process1_<水道の給水を止める>

洗面台への給水栓を閉める

閉めた後は、必ず、洗面台の蛇口を開けてみて、水が出ないかどうか、確認しましょう。

私の場合は、なぜか、水が少し出てきました。

理由としては、給水栓の閉めが足りなかった事でした。

作業は一つずつ、きちんとステップを踏み手順を確認して行いましょう。

正しい手順を踏めば、まず、失敗というものは起こりません。

 

水道の元栓を閉める

実際に、洗面台を取り外す時に、給水栓を閉めていたにも関わらず、水が垂れてくる事があります。

古い物件には、よくある事なのですが、微妙なバランスで、水漏れが起こっていないのです。

これを、緩めて、交換すると、途端にバランスが崩れて水漏れが発生してしまうのです。

Work process2_<ミラーキャビネットの電源を抜く>

こちら、古い家の洗面台は、ミラーキャビネットと洗面台が一体になっておらず、別れている事が多いです。

ミラーキャビネットのみ、ライトのために、電源に接続されているので、こちらをまずは、取り外さなくてはなりません。

Work process3_<ミラーキャビネットを壁から取り外す>

ミラーキャビネットの電源を抜いた後は、ミラーキャビネットを壁から取り外します。

ミラーキャビネットは、壁にビスで打ちつけてあるため、このビスを外します。

今回の物件では、木の窓枠に打ち付けてありましたので、こちらを電動ドライバーで外します。

Work process4_<給水管と洗面台との接続を外す>

続いて、給水管と洗面台の水道管の接続を外します。
こちらは、モンキーレンチで外します。
Work process1にて、すでに、水道の給水は止めているため、ここでは、そのまま作業に移りましょう。

気をつけるポイントとしては、必ず水が垂れてきますので、下に水の受けを用意し、あとは、ウエスで、接続箇所を拭くようにします。

モンキーレンチ

Work process5_<洗面台を壁に固定しているネジを取り外す>

続いて、洗面台を壁に固定しているネジがあるため、こちらも取り外します。

こちらは、必ず給水管と洗面台の接続を外した後に行なってくださいね。

電動ドライバー

 

Work process6_<洗面台の背面の板を壊す>

こちら、洗面台の背面に、板があり、給水管が邪魔をしていて、洗面台の取り外しが出来なかったため、板を電動ノコギリで破壊しました。
この、私の愛用の電動工具であるブラックアンドデッカーは、電動ドライバーにもなるし、電動ノコギリにもなるし、非常に優れものです。

電動ノコギリ

Work process7_<排水口から洗面台の排水管を取り外す>

続いて、排水口から洗面台の排水管を取り外します。

こちら、洗面台がすでに、取り外せる状態になっているため、あとは、排水口から洗面台を少し持ち上げれば、簡単に抜けます。

ここでも、水漏れに注意しましょう。
ほぼ必ずと言ってよいほど、水が漏れてきます。

Work process8_<洗面台を動かして取り外す>

最後に、洗面台を動かして取り外します。
洗面台が置いてあった場所はかなり、汚れていますので、こちら、後で清掃をかけましょう。

私の物件には、クシが落ちていました。
何かしらの物は落ちている事が多いです。




まとめ

皆様、いかがでしたでしょうか?
洗面台を外せるようになると、新しい洗面台に自分でDIYにより、交換出来るようになるため、おすすめです。
是非ともチャレンジしてみましょう。
そんなに難しい作業はないため、水を止めるのだけは、忘れないようにすれば、問題ありません。

留意事項

こちらの記事は、あくまでも作者の主観であり、間違い等、あるかもしれません。
ご了承ください。
また、その際には、ご指摘頂けますと幸いです。

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最後までご覧頂きましてありがとうございました。

この記事があなたのDIYの知識向上に少しでも貢献出来ましたら幸いです。

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ブログ管理人紹介

はじめまして、ブログ管理人のARです。 なぜ、ARと名乗っているのかというと、私の一番好きな英語のことわざで 「All Roads lead to Rome」 のAとRをとって、ARとしています。 経歴_現場監督10年以上、約20棟以上の建物の施工に携わる。その経験を活かし、空家再生事業をスタート。DIYで家を再生させ、必要な人に貸す事により、空家問題解決に準力を注ぐ。その際に研究したDIYの技術をいろんな人に役立てて欲しいとの思いから、ここに公開を決意。また、日本で1番大きな大家の会である、大日本図面舞踏会の管理人を務めている。CADによる図面作成が得意なため、DIYをする人のために、図面作成も行なっている。 また、DIYの技術を広く広めたい、DIYの楽しさを多くの人に知ってもらいたいとの思いから、DIYの指導を行なっている。人それぞれの良いところがあるように、家にもそれぞれ良いところがある。その良さを引き出してあげるのが、DIYの本当の面白さであり、醍醐味です。〜DIY is Everything in My LIFE〜

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