砂壁にシーラーをDIYで塗る事により、壁紙を貼れる壁にする方法公開

皆様、和室の砂壁をどうに思われるでしょうか?
触るとポロポロと落ちてきますし、小さい子にはちょっと危険ですし、ペットを飼いたいちょっと不人気で、いろいろと難がある印象があると思います。

さらに、砂壁は、砂が落ちてしまうため、壁紙が上手く、貼れず、剥がれてしまいます。

なので、壁紙を貼って、一新しようと考えても、ベニア板を貼ったりしないと行けなかったりと、なかなか活用には、困難を極めると思います。

だが、しかし、砂壁を固める事により、壁紙を貼れたらどうでしょうか?

しかも、固める方法が、薄い水のようなシーラーを塗るだけだったら、とても楽だと思えないでしょうか?

この記事では、砂壁を、簡単に壁紙が貼れる状態に固める方法を解説させて頂きます。

Before




砂壁にシーラーをDIYで塗る事により、壁紙を貼れる壁にする方法解説

使うものは、アサヒペンのせんい壁・砂壁おさえとなります。

こちらのシーラーですが、水のような粘着性であり、柱についても、拭けばすぐに取れる優れものです。
ここからは、このシーラーの塗り方の手順について解説していきます。

砂壁にシーラーをDIYで塗る事により、壁紙を貼れる壁にする方法手順

Operation manual<作業手順書>

Material tool_<使用材料・工具紹介>

準備するものは、シーラー本体と、塗装のための道具や材料と同じです。

こちらに載せますのでご参考ください。

使用材料

・アサヒペンのせんい壁・砂壁おさえ
・マスキングテープ<用途により使用>
・マスカー<用途により使用>

使用工具

・ハケ
・計量カップ
・ウエス

Work order_<作業順序>

作業を行う順番を上から並べました、この順番で作業を計画しましょう。

  1. 砂壁の清掃
  2. マスキングテープで養生
  3. 計量カップにシーラーを入れる
  4. シーラーを砂壁に塗る

これから、それぞれの作業順序について、詳細に解説していきます。

Work process1_<砂壁の清掃>

まずは、砂壁についているホコリを取らなければなりません。
古い家ですと、必ずと言っていいほど、ホコリが砂壁についております。

おそらく、砂壁の砂が埃を溜めてしまうのだと思います。

ハンディ掃除機の使用

私は、このホコリをハンディ掃除機で吸うのをおすすめします。
ホコリなので、すぐに吸い込み出来ますし、なおかつ、砂が落ちません。
くれぐれも、ウエスや雑巾で拭かないでくださいね。
砂がボロボロ落ちて、とんでもない事になりますから。

Work process2_<マスキングテープで養生>

こちら、柱にマスキングテープで養生をしましょう。
なぜならば、シーラーが付いてしまい、しばらく時間が経つと、黄色く変色してしまい、なおかつ、拭いてもなかなか取れないという事態に発展します。
なかなか取れないシーラーを取るのは、非常に骨の折れる作業となります。

マスカーの利用

こちら、どうしても、仕上げ材にシーラーを付けたくなく、広範囲に養生を行いたい時はマスカーを利用しましょう。

マスカーならば、液体が垂れても、仕上げ材に広範囲に液体が付着する事はありません。

養生なし作業

ただし、DIYをする順序を考え、砂壁にシーラーを塗った後に、柱をニスで塗る、あるいは、塗装するといった場合には、養生なしでもやってしまっても大丈夫です。
なぜならば、そのあと、柱のリフォームをする際に研磨して、削るから、シーラーがついても、一緒にシーラーも削れてしまうからです。
私は実は、この作業順序を考え、砂壁シーラーの際には養生はしません。
DIYはスピード命だと思っているので、作業時間を減らす工夫を日々、心掛けています。

Work process3_<計量カップにシーラーを入れる>

次に、シーラーをカップに移します。
この時に、たれやすいので、汚れても良い、後で張り替える予定の床の上でやりましょう。

または、外、段ボールの上でも良いでしょう。

とにかく、仕上げ面は汚さないように注意しましょう。

Work process4_<シーラーを砂壁に塗る>

シーラーを砂壁に塗っていきましょう。
カップのシーラーにハケを浸し、そのまま、砂壁に塗って行きましょう。
この時に、塗った場所が少しわかりにくく、どこを塗ったのか、わからない時がありますが、良く見ると、乾いている箇所と湿っている箇所があるので、わかります。
そちらで判断してみてください。

乾燥

シーラー本体に記載のある乾燥時間がたったら、指で実際に触れてみましょう。
すると、あら不思議、砂壁が固まっているではありませんか。
この上から、壁紙を貼る事が出来ます。

After




まとめ

皆様、いかがでしたでしょうか?
砂壁をシーラーを塗るだけで、簡単に、壁紙にする事が出来ます。

この方法が、1番安くて早い方法になると思います。

砂壁にお困りの方は、是非ともお試しください。

留意事項

こちらの記事は、あくまでも作者の主観であり、間違い等、あるかもしれません。
ご了承ください。
また、その際には、ご指摘頂けますと幸いです。

記事内容について

記事内容をご利用するのは自由ですが、作者が責任を負うことは出来ませんので、ご利用する場合には自己責任でお願い致します。

DIYのご質問

DIYのご質問は受け付けておりますので、疑問に思う事は何でもご相談ください。

To Readers

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

この記事があなたのDIYの知識向上に少しでも貢献出来ましたら幸いです。

Welcome to DIY ACADEMY💫〜from AR〜




>ブログ管理人紹介

ブログ管理人紹介

はじめまして、ブログ管理人のARです。 なぜ、ARと名乗っているのかというと、私の一番好きな英語のことわざで 「All Roads lead to Rome」 のAとRをとって、ARとしています。 経歴_現場監督10年以上、約20棟以上の建物の施工に携わる。その経験を活かし、空家再生事業をスタート。DIYで家を再生させ、必要な人に貸す事により、空家問題解決に準力を注ぐ。その際に研究したDIYの技術をいろんな人に役立てて欲しいとの思いから、ここに公開を決意。また、日本で1番大きな大家の会である、大日本図面舞踏会の管理人を務めている。CADによる図面作成が得意なため、DIYをする人のために、図面作成も行なっている。 また、DIYの技術を広く広めたい、DIYの楽しさを多くの人に知ってもらいたいとの思いから、DIYの指導を行なっている。人それぞれの良いところがあるように、家にもそれぞれ良いところがある。その良さを引き出してあげるのが、DIYの本当の面白さであり、醍醐味です。〜DIY is Everything in My LIFE〜

CTR IMG