DIYにて空家再生_No.4 茨城県某所_DIY7日目

皆様、はじめましてARと申します。
この記事では、私が購入した空家の再生記録を連載しております。

ついに、茨城県某所で購入させて頂きました空家のDIYが7日目に突入しました。

昨日までは、天井の漆喰塗りと、プリント合板への漆喰の木のアクが浮き出てくる、塗料の噴射機が壊れるというアクシデントが多発しておりましたが、やっと、落ち着き、ここからは、少し細かい作業もやりながら進めて行こうと考えております。

本日はDIY会へのご参加者が2名立候補して頂きました。

大変ありがたい限りです。

私も全力で指導しなければと身が引き締まります。




戸建7日目の作業計画

いつも、私は本日の作業計画をたてます。
この作業計画を立てれば、空いた時間等でも、こんな作業が出来るといろんな応用が効くようになるからです。

Work plan_<本日の作業>

  1. 和室への壁紙貼り
  2. 洗面室の柱塗装
  3. 分電盤のメタリック塗装
  4. 洗面台の撤去
  5. キッチンの下地作りのためのシミ止めシーラー塗り

それぞれの作業について、詳細に解説していきます。

Work1_<和室の壁紙貼り>

こちらは、DIY会に初参加のMさんにチャレンジして頂きました。
実際のところ、壁紙貼りは、見よう見まねで行うと、切断面がうまくカット出来なく、ボロボロになってしまったり、カドがうまく切断出来ずに、敗れてしまったりしてしまいます。

DIY会に来られた方も同じような悩みを持っておりました。

ここで、うまくいかない方が、なぜうまくいかないのかの原因を列挙しました。

壁紙貼りが上手くいかない原因

ご参考にしてください。

  1. カッターを引く時に力を入れてしまうために、刃がブレてつっかえてしまう。
  2. カッターを入れる前の下準備が足りていない
  3. 壁紙貼りの中でとばしてしまう工程がある。
    →はじを竹で撫で忘れる等

以上、何か当てはまる事が思い浮かぶ方は、今一度、見直してみましょう。

DIYは、原因を究明し、改善を行えば、必ず上手くなります。

Work2_<洗面室の柱塗装>

こちらは、Hさんにチャレンジして頂きました。Hさんは、DIY会のご参加が7回目となり、だいぶ慣れてきた様子で、手際も良く、スムーズに作業されていました。

洗面室の柱塗装をするに当たり、まず、やらなければならない事がありますので、そちらを列挙致します。

  1. 浮いた壁紙の撤去
  2. 洗面台の取り外し
  3. 柱の研磨、清掃

以上となります。

洗面室作業の注意事項

洗面室は、水周りだけあり、壁紙が浮いてしまっている事が多くあります。
それらは、柱塗装の妨げとなりますので、必ず、一度撤去してから作業を行うことをお勧め致します。

洗面台の取り外しに関しては、洗面台の裏側や、側面に埃や、ゴミが溜まっている。
また、そもそも、取り外さなければ柱の塗装が出来ないので、これも行ってください。

作業準備が出来てから、作業に取り掛かりましょう。

Work3_<分電盤のメタリック塗装>

こちらは、分電盤があまりにも、油まみれで、汚かったため、油の除去を行っていたところ、どうせなら、塗装して、カッコ良く仕上げてみようと思い立ち、その場で、キッチンの空間に合うように、キッチンのステンレスに合うように、シルバーのメタリック塗装にする事に決めました。

DIYの醍醐味

DIYは、その場で、いろいろ決める事が非常に多いです。その場の空間に合わせたインテリアカラーをイメージし、頭の中で入居者様のストレスがないように、そして、綺麗だ。
こんな家に住みたいと思って頂けるコーディネートを考えます。

これが、DIYの1番の面白さであり、醍醐味であります。

Before

After

分電盤のメタリック塗装についての詳細は下記の記事に記載しました。

 

Work4_<洗面台の撤去>

久々の水周り工事でした。
水周りの工事は、最初の物件で、本当にいろいろなトラブルに合い、学ばせて頂いたおかげで、今回はスムーズに取り外す事が出来ました。

水周り工事の注意事項

ただ、水周りの工事は覚悟をして行わなければなりません。
水が止まらなかったら、大問題になりますし、古い家だと、微妙なバランスで水漏れが発生していない事が往々にしてあります。

初めてチャレンジする方は、良く、手順を確認した上で、覚悟を持って望んでください。

案の定、今回の物件でも、作業終了後に、水が、少し、滴り落ちて来ました。

水周り工事の終了後

元栓も閉めて、出て来ましたが、こういう、小さい配慮をしないと、次に物件に行った時に、水浸しになっている事もあり得ます。

撤去した洗面台は、庭に置いておきました。
後で、解体して、処分する予定です。

Before

 

After

Work5_<キッチンの下地作りのためのシミ止めシーラー塗り>

こちら、私の作業時間に余分が出来たため、キッチンの下地処理のための、シミ止めシーラー塗りを行いました。
キッチンは、油が非常に多く、場合によっては、浮き出てしまう可能性もあります。

シーラーを塗った経緯

今回の物件では、プリント合板からの木のアクが浮き出てしまい、6度塗りという、とんでもない事態に発展した経緯もあり、改めて、下地作りの大切さを実感出来ましたので、念を入れて、シミ止めシーラーを塗りました。

やはり、逆境が人を成長させますね。




まとめ

7日目ということもあり、天井DIYも終わり、やっと、細かい作業に取り掛かる事が出来、これからが1番面白いところになって来ました。
ここからは、インテリアデザインも考え、細かいところも、抜けがないように、ご入居者様のために、先進誠意、尽くしていきたいと思います。

作業人工数と進行率

こちらにて、作業人工数と進行率を載せております。これらを把握する事で、いつDIYが終わるのか、また、今まで、どのくらいの作業日数がかかったのかがわかるようになっております。

ご参考ください。

現在の作業人工数:16
進行率:22%

留意事項

こちらの記事は、あくまでも作者の主観であり、間違い等、あるかもしれません。
ご了承ください。
また、その際には、ご指摘頂けますと幸いです。

記事内容について

記事内容をご利用するのは自由ですが、作者が責任を負うことは出来ませんので、ご利用する場合には自己責任でお願い致します。

DIYのご質問

DIYのご質問は受け付けておりますので、疑問に思う事は何でもご相談ください。

To Readers

最後までご覧頂きましてありがとうございました。

この記事があなたのDIYの知識向上に少しでも貢献出来ましたら幸いです。

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ブログ管理人紹介

はじめまして、ブログ管理人のARです。 なぜ、ARと名乗っているのかというと、私の一番好きな英語のことわざで 「All Roads lead to Rome」 のAとRをとって、ARとしています。 経歴_現場監督10年以上、約20棟以上の建物の施工に携わる。その経験を活かし、空家再生事業をスタート。DIYで家を再生させ、必要な人に貸す事により、空家問題解決に準力を注ぐ。その際に研究したDIYの技術をいろんな人に役立てて欲しいとの思いから、ここに公開を決意。また、日本で1番大きな大家の会である、大日本図面舞踏会の管理人を務めている。CADによる図面作成が得意なため、DIYをする人のために、図面作成も行なっている。 また、DIYの技術を広く広めたい、DIYの楽しさを多くの人に知ってもらいたいとの思いから、DIYの指導を行なっている。人それぞれの良いところがあるように、家にもそれぞれ良いところがある。その良さを引き出してあげるのが、DIYの本当の面白さであり、醍醐味です。〜DIY is Everything in My LIFE〜

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